Minimoog V 負荷実験 (8/16少々加筆)

DAW・DTM向けCore2Duoマシンレポート2 Minimoog V 負荷実験

前回「DAW・DTM向けCore2Duoマシンレポート」にて行った「確認くんLEVEL-2」ではCPU高負荷時の挙動を知る事が出来ませんでした。

そこで今回は、CPUメーターが振り切れるまでの挙動を確認すべく、ソフトシンセ Arturia MinimoogV(ver1.5)を使用した負荷実験を行ってみました。

Minimoog V 負荷実験の準備

まずはMinimoogVの設定です。

音色はKS_BssThunderを選択。
音色選択

和音が鳴る様、POLYPHONICをオンにします。
POLYPHONICをオンにします

最大同時発音を32に変更

最大同時発音を32に変更

これでMinimoogVは和音が出るようになりました。
※一番右の「ソフトクリッピング」はオフにしています。

負荷実験用MIDIトラックの作成

次に下の様なMIDIトラックを作成。
再生すると徐々に同時発音数が増えて行く様になっています。

Minimoog V 負荷実験用MIDIトラック

これで準備完了です。

負荷実験開始

停止状態のCPUメーター
0音

それでは再生し負荷をかけて行きましょう。
徐々に同時発音数が増えて行きます。

  • 1音
    1音
  • 2音
    2音
  • 3音
    3音
  • 4音

    4音

  • 5音
    5音
  • 6音
    6音
  • 7音
    7音
  • 8音
    8音
  • 9音
    9音
  • 10音
    10音
  • 11音

    11音

  • 12音
    12音
  • 13音
    13音
  • 14音
    14音
  • 15音
    15音
  • 16音
    16音
  • 17音
    17音
  • 18音

    18音
    かなりの負荷がかかっているはずですが、メーターの暴れはほとんどありません。

  • 19音 — ここで音切れが発生 —
    19音
    まだCPUフルのランプは点灯しませんが、ついにブツブツと音切れが発生。耳を傷める様なノイズは出ていません。
  • 20音
    20音
    完全に無音状態になりつつも再生動作は続きます。

  • 21音
    21音
    無音状態は続きますが再生動作は続きます。このままループしトラック頭の1音が出る所まで再生させます。
  • 2周目1音
    2周目1音
    トラック頭に戻ると同時に正常な1音を再生。インターフェイス、ASIOのロストもなく安定動作は続きました。

負荷実験を終えて

18音、CPUメーターは丁度90パーセントといった所までの安定発音を確認出来ました。
高負荷時の暴れも少なく、CPUメーターが振り切れても無音のまま再生は続けていました。しかもオートループで2周目に入ったと同時に正常発音という結果には驚きです。
AUDIO I/FがMOTU828ですので、RMEのPCIタイプにでも変更出来れば更に負荷が下がりそうですね。

いかがでしたでしょうか、今回の実験で更にCore2DuoがDAWに向いた物である事が実証出来たように感じています。

8/16追記 – 最大発音数は36

今実験ではCubaseのCPUメーターをフルにする為、比較的重い部類のソフトシンセminimoogVを使用致しましたが、Core2Duoの2コアフルに使い切る場合はminimoogVを2つ立つ上げ、独立した同様のトラックを再生する必要があります。
CPUメーターは1本ですが、実際は2本重なった状態とイメージして頂ければ良いと思います。

この設定でminimoogV最大同時発音数は2倍の36まで発音可能でした。

タスクマネージャのパフォーマンスを確認するとVSTインストゥルメント1スロット目のminimoogVが1つ目のコアを使用し、2スロット目のminimoogVが2コア目を使用していました。
グラフでは1コア目の負荷が若干高いですが、これはCubase自体の処理を1コア目が担当しているという事なのかもしれません。

■上記テストの1(A)コアのみフル状態
1(A)コアのみフル

■1(B)コアのみフル状態
1(B)コアのみフル

■2コアフル状態

2コアフル

※ご指摘コメント有難うございました。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます